淡路島内の漁業協同組合でつくる一般社団法人「淡路水交会」は10日、魚介類が育つ豊かな海づくりを目指して南あわじ市阿万上町でウバメガシとヤマモモの苗木600本を植える「漁業者による森づくり活動」を行った。漁協関係者や地元の小学生など約150人が参加し、森づくりに汗を流した。
淡路水交会の呼びかけで、淡路島内の各漁協はアオリイカの産卵床となるウバメガシなどの間伐材を海に沈めてきた。また木を植えることで土砂の海への流入を防ぎ、鉄分やリンなどの森の栄養分を海に流して魚介類の育つ「豊かな海」をつくろうと、平成21年から島内で植樹活動を行っている。これまでに約3300本を植えている。
今回は島内各漁協の関係者ら約120人と南あわじ市立阿万小学校の児童約30人が参加。本庄川ダム近くの約2500平方メートルにウバメガシとヤマモモの苗木を300本ずつ植えた。苗木は10年ほどで約5メートルの高さに育つという。
参加した同小4年の中井翔汰さん(10)は「木を植えるのは初めてだけど、穴を掘ったりするのが楽しかった。(苗木が)大きく育ってほしい」。淡路水交会の東根壽会長(65)は「子供たちにはきょうの経験を通じて、森と海の関係を知ってもらいたい」と話した。




