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【平昌五輪】チケット販売率「約9割」達成 好調強調するも目立つ空席…ダフ屋横行、無料チケット動員も

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【平昌五輪】
チケット販売率「約9割」達成 好調強調するも目立つ空席…ダフ屋横行、無料チケット動員も

【平昌五輪2018】開会式会場に向かう人たち=平昌スタジアム(撮影・松永渉平) 【平昌五輪2018】開会式会場に向かう人たち=平昌スタジアム(撮影・松永渉平)

 平昌五輪組織委員会は14日、前日までのチケット販売率が目標値の約9割に達したと発表した。ただ、チケットを高額に販売するダフ屋が介在し、空席が目立つケースもある。また、無料チケットを配布して観客を動員する例もみられる。発表された販売率は好調だが、「観客席の現実」とは異なるのが実情だ。

 聯合ニュース(電子版)によると、93万4千枚が売れ、目標値の106万8千枚の87・45%に達した。組織委の関係者からは、旧正月の連休で帰省ラッシュが始まる15日から販売が低下する可能性を指摘する声もあがるが、スピードスケート・ショートトラック女子1500メートルなど注目競技が多数行われる17日には販売率は再度、上昇する見通しになっているという。

 組織委によれば、チケット販売率は一見、「好調」だが、入手したチケットを高額に売るダフ屋行為も横行し、会場がガラガラのケースがみられる。地元報道によると、歴史的一戦として注目されたアイスホッケー女子「南北合同チーム対スイス」戦は、6千人収容の会場に約6割の約3600人しか入らなかった。これは「日本対スウェーデン」の約3760人を下回る。

 また、組織委や近隣自治体がボランティアスタッフや近隣住民に対して無料チケットを配布し、懸命に観客を動員しているケースも散見される。組織委がPRする「チケット販売好調」は額面通りに受け取れないのが実情だ。(五輪速報班)

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