10日投開票の新潟県知事選の行方に与野党は神経をとがらせている。同県は大型選挙で野党共闘が定着し、今回も野党6党派が推す候補が与党候補と激しく争う。野党候補が勝てば全32の「1人区」で与野党一騎打ちが想定される来年の参院選に弾みとなるのは必至だ。逆に、与党には「恐怖のシナリオ」となるだけに総力戦を展開しつつある。(水内茂幸)
「首相官邸がこういうなら『それだ』という知事でなく、間違いは間違いだと堂々という強さを持つ知事でなければならない」
真夏のような暑さとなった3日の新潟市。立憲民主党の蓮舫副代表は街頭演説で、野党6党派が推薦する池田千賀子氏への支援を呼びかけた。
2日には、立憲民主、国民民主、共産、自由、社民の5野党と衆院会派「無所属の会」のトップがJR新潟駅前に集結した。
共産党の志位和夫委員長は「新潟は市民と野党の共闘で、すばらしい歴史を刻んできた」と野党共闘の成果をアピールした。池田陣営では、共産党県本部の出身者が遊説日程を調整するなど共産党が選挙戦を下支えしている。



