【ハノイ=酒井充】安倍晋三首相は16日夜、訪問先のハノイ市内で記者会見し、今年施行70年の節目を迎える憲法の改正について「新しい時代にどのような憲法がふさわしいのか。国会の憲法審査会で野党第一党の党首も『議論していきたい』と言っているので、議論が深められ、具体的な姿が現れてくることを期待したい」と述べた。
今月20日のトランプ次期米大統領の就任を踏まえ、今回歴訪した4カ国首脳と「地域の平和と繁栄のためには米国の関与が不可欠だとの考え方のもと、引き続き緊密に連携していくことで一致した」と強調。トランプ氏との首脳会談について「できるだけ早い時期に行いたい」と述べ、早期会談に改めて意欲を示した。
また、今回訪問したベトナム、フィリピン、インドネシアの東南アジア3カ国について「この地域にみなぎる活力を日本の成長につなげ、共に繁栄していきたい。その基盤は自由貿易だ」と指摘。その上で「環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の成果を礎として今後、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)などのより大きな協定を目指していく」と語った。



