11日午前の東京株式市場は反落した。欧州の追加利下げは当面打ち止めになるとの観測から売り注文が先行し、日経平均株価の午前終値は前日終値比146円80銭安の1万6705円55銭だった。下げ幅が一時200円を超える場面もあった。
東証株価指数(TOPIX)は、8・76ポイント安の1343・41で午前の取引を終えた。
欧州中央銀行(ECB)が前日に開いた理事会で大規模な金融緩和策を決定し、欧米市場で一時は好感された。その後、ECBのドラギ総裁が記者会見で今後の追加利下げに慎重な見解を示すと、嫌気する売りが膨らんで欧州株は大幅下落し、米国株は乱高下した。
一連の流れを受け、東京市場では買いを手控えるムードが広がり、朝方から幅広い業種の銘柄が値下がりした。外国為替市場の円相場が対ドルでやや円高に傾き、輸出関連株の重荷となった。



