千葉県習志野市で平成25年に派遣社員の女性の遺体が見つかった事件で、殺人の疑いで県警に逮捕された後、処分保留で釈放となり東京入国管理局に身柄が引き渡されていた中国籍の男性(50)を、同局が中国に強制送還していたことが10日、県警への取材で分かった。
県警などによると、男性は25年6月23日夜から翌24日午前ごろまでの間に、同市茜浜の緑地帯内で同市の派遣社員、広畠かをりさん=当時(47)=の首を絞めて殺害したとして、別の窃盗事件で有罪判決を受けて服役後に出所した今年3月3日、殺人容疑で県警に逮捕された。千葉地検は勾留期限の同24日、「起訴するだけの証拠が集まらなかった」として男性を処分保留で釈放していた。
男性は釈放後、在留資格がないとして同局に身柄を引き渡されていた。事件を担当していた弁護士によると、男性は当時、「事件を全く知らない」などと一貫して容疑を否認していたという。



