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ハマス、停戦に同意か 「20日から」と報道 衝突はヨルダン川西岸へも拡大  

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマスの軍事衝突で、イスラエルのメディアは18日、調停を試みていたエジプト政府がハマスに20日午前6時からの停戦を提案し、ハマスが同意したと伝えた。しかし、イスラエルはまずハマスによる無条件の攻撃停止を要求しており、調停が奏功するかは見通せない。

 一方、衝突は18日、ヨルダン川西岸地区に拡大し、治安部隊との衝突でパレスチナ人3人が死亡、60人以上が負傷した。

 西岸のパレスチナ自治区やアラブ系住民の町では18日、イスラエル軍のガザ攻撃を受けて「怒りの日」と題する抗議のゼネストが行われ、自治区ラマラやベツレヘムなどのほか、イスラム教とユダヤ教の聖地があるエルサレム旧市街の周辺でもパレスチナ人とイスラエルの治安部隊が衝突した。双方の対立は近年では例がない規模に拡大しており、国内の分断が深まることは必至だ。

 国連によると、18日までにガザでは約130の建物が倒壊、300軒以上が損傷し、5万2千人以上が避難民になった。病院など医療関連施設の15カ所が打撃を受け、医療品や飲料用水などの必需品が欠乏したため、イスラエルは18日、ガザとの境界の一部を人道支援物資搬入のため短時間、開放した。

 ガザでは少なくとも213人が死亡し、国際人権団体がイスラエルへの批判を強めている。一方、イスラエルでは18日、ハマスなどが南部に撃ち込んだロケット弾で新たに2人が死亡し、死者は12人となった。

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