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中国の無人探査機が火星着陸に成功 旧ソ連、米国に次ぐ3カ国目 

宇宙空間を飛行する中国の無人探査機「天問1号」(新華社=共同)
宇宙空間を飛行する中国の無人探査機「天問1号」(新華社=共同)

 【北京=三塚聖平】中国国営新華社通信は15日、中国の無人探査機「天問1号」が火星への着陸に成功したと報じた。探査機の火星着陸は旧ソ連、米国に次ぐ3カ国目となる。習近平指導部は「宇宙強国」を目標に掲げており、7月の中国共産党創立100年を前に国威発揚につなげる考えもあるとみられる。

 新華社は、着陸について「中国の宇宙探査の道程の重要な一歩だ」と成果を強調した。中国は、着陸後に探査車で火星表面の地形や地質などを調べる計画。探査に成功すれば米国に次いで2カ国目となる。

 天問1号は、地球と火星が接近するタイミングを狙い昨年7月に中国南部の海南省の発射場から国産運搬ロケットで打ち上げ、今年2月に火星の周回軌道入りに成功していた。その後、火星への着陸に向けた準備を進めていた。

 中国は宇宙開発を加速させており、昨年12月には無人月面探査機「嫦娥(じょうが)5号」が帰還し、米ソに次いで44年ぶりとなる月面の土壌サンプルの回収に成功した。

 ただ、中国の宇宙開発をめぐっては懸念も示されている。今月上旬には、中国の大型ロケット「長征5号B」の残骸が大気圏に再突入し、インド洋に落下。米航空宇宙局(NASA)は、ロケットの残骸など宇宙ごみに関し「中国が責任ある基準を満たしていないのは明らかだ」と批判している。

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