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任期1年切った文大統領が演説「南北対話再開に全力」

10日、ソウルの韓国大統領府で演説する文在寅大統領(聯合=共同)
10日、ソウルの韓国大統領府で演説する文在寅大統領(聯合=共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は就任4年となった10日、大統領府で演説し、途絶えている北朝鮮との対話を再開させ、「平和協力の歩みを再び踏み出すための道を見つける」と述べた。文氏の残る任期が1年を切る中、最優先課題の南北協力を再始動させたい考えを強調した。

 文氏は、バイデン米政権が最近、見直し作業を終えた外交を軸に北朝鮮の核問題の解決を目指す新たな北朝鮮政策について「われわれと緊密に協議した結果だ」と歓迎する意向を示した。米国で21日に予定されるバイデン大統領との首脳会談を通じ、南北や米朝の対話を復元させることに全力を尽くすとした上で、北朝鮮に応じるよう呼びかけた。

 ただ、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)政権は2019年の米朝首脳再会談が物別れに終わった後、文政権を非難し、対話を拒否しており、当面、南北対話に応じる可能性は極めて低いとみられる。

 文氏は最近、支持率が一時、3割を切るなど、求心力の低下が見え始めている。住宅価格の高騰で最も批判されている住宅政策については「不動産市場の安定化に最善を尽くす」とし、遅れが指摘されている新型コロナウイルスのワクチン接種についても速度を速めていく計画を説明した。

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