PR

ニュース 国際

中国ロケット、大気圏再突入しインド洋に落下

中国海南省の発射場から打ち上げられる大型ロケット「長征5号B」=4月(新華社=共同)
中国海南省の発射場から打ち上げられる大型ロケット「長征5号B」=4月(新華社=共同)
その他の写真を見る(1/2枚)

 【三亜(中国海南省)=三塚聖平】中国国営新華社通信は9日、地表に残骸が落下する恐れがあると米政府が指摘していた中国の大型ロケット「長征5号B」が、同日午前10時24分(日本時間同11時24分)に大気圏に再突入したと伝えた。中国有人宇宙プロジェクト弁公室の情報として、落下地点はインド洋で、大部分の部品は大気圏への再突入の過程で燃え尽きたと説明している。

 中国側は、落下地点について北緯2・65度、東経72・47度だとしており、この地点はモルディブ近くのインド洋にあたる。

 中国は、独自の宇宙ステーションの建設に向けて4月29日に長征5号Bを打ち上げていた。米側は、全長約30メートルの同ロケットの基幹部分について、大気圏で燃え尽きない可能性があると指摘していた。

 米側の指摘に対し、中国外務省の報道官は「航空機や地面に危害を及ぼす確率は極めて低い」などと説明していた。

 習近平指導部は「宇宙強国」を目標に掲げ自国主導の宇宙開発を積極化させる方針を示す。昨年12月には無人月面探査機「嫦娥(じょうが)5号」が帰還し、月面の土壌サンプル回収に成功。米国と旧ソ連に次いで3カ国目で、44年ぶりの成功だった。

 一方、米側は今回のロケットの残骸落下に関し、中国の対応を批判している。

関連トピックス

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ