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【ポトマック通信】ハンバーガー騒動

 米ホワイトハウスで今月行われたバイデン大統領と菅義偉首相との首脳会談では、昼食にハンバーガーが供された。誰が料理したのかは明らかにされていないが、バイデン氏の専属シェフのお手製か、大統領執務室があるホワイトハウス西棟の職員食堂から運ばれたものとみられる。

 ホワイトハウス詰めの米紙記者によると、職員食堂からのバーガーだった場合、その値段は1個7ドル(約760円。チーズ追加で1ドル増し)。中でも西棟の名を冠した「ウエスト・ウイング・バーガー」が1番人気なのだという。

 そんな「米国の国民食」であるバーガーが食卓から消える、という怪情報が今週、全米を揺るがした。英大衆紙が「米政権が温室効果ガス排出削減策の一環として、米国民の牛肉など赤身肉の消費量を1人あたり年間4ポンド(約1・8キロ)に制限する」と裏付けなしに報じたのが発端だ。

 これに反応した米保守系メディアや共和党の政治家らは「横暴だ」と政権を激しく攻撃。対する政権側は「そのような方針は一切検討してない。事実無根だ」と全面否定し、沈静化に奔走する羽目となった。

 米国民のバーガーへの愛着が浮き彫りとなった形だが、一部の世論が荒唐無稽なデマで右往左往する危うい空気は、今も残っているようだ。(黒瀬悦成)

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