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トルコ、米国との対立下で地域大国エジプトと改善模索

 トルコとエジプトはいずれも中東屈指の人口を抱える地域の大国。地下資源に乏しいトルコは昨年、東地中海のギリシャなどとの係争海域で資源探査を強行し、欧州との関係が悪化した。沿岸で巨大ガス田が発見されたエジプトに近づきエネルギーの安定調達を目指す狙いもうかがえる。

 ロイター通信は26日、トルコのカリン大統領報道官が、在トルコのサウジアラビア総領事館で起きた反体制サウジ人記者殺害事件以降、関係が冷却化する石油大国サウジとの間も修復する考えを示したと伝えた。サウジも同胞団を危険な思想集団とみなし、トルコと敵対している。

 トルコが模索するアラブの2大国との和解が実現するかは未知数だ。同胞団の動向に詳しいエジプトの政治評論家、ムニール・アディブ氏は「トルコの政策転換を受け、同国の同胞団メンバーがエジプトへの送還を恐れて英国に脱出しているようだ」と分析したが、トルコがもくろむ関係改善は「政治レベルにとどまり、同胞団への処遇などイデオロギー上の対立は続く」との見方を示した。

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