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椅子なし冷遇は「私が女性だから」欧州委員長、トルコの差別と批判

トルコのエルドアン大統領(右)とEUのミシェル大統領(中央)が着席する中、立ったままのフォンデアライエン欧州委員長(EU提供・ロイター=共同)
トルコのエルドアン大統領(右)とEUのミシェル大統領(中央)が着席する中、立ったままのフォンデアライエン欧州委員長(EU提供・ロイター=共同)

 【パリ=三井美奈】欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は26日に欧州議会で、6日のトルコとの首脳会議で自分の椅子が用意されなかった屈辱を振り返り、「私が女性だから起きた」と述べ、女性差別が原因だと主張した。

 フォンデアライエン氏は「私がスーツにネクタイを締めていたら、こんなことが起きただろうか。特に女性議員たちは同じ経験をしているだろう」と訴えた。「女性として、欧州人として傷つけられ、孤立を強いられた」と怒りを示した。

 首脳会議はトルコで行われ、EU側から、ミシェルEU大統領とフォンデアライエン氏の2人が出席した。トルコのエルドアン大統領は会場に椅子を2脚しか用意せず、男性両首脳が中央の椅子に着座。フォンデアライエン氏はやむなく脇のソファに座り、「格下扱い」に甘んじた。

 ミシェル氏はEU首脳会議の議長を務める立場のため、トルコ側の「外交儀礼ルールの厳格な解釈」が原因だと主張し、抗議しなかった。

 だが、EU2首脳が男性だった際、首脳会議ではエルドアン氏と2人が並んで座っていたことが分かり、トルコの対応は女性軽視にあたるとの批判が広がった。ミシェル氏も「私も誤りがあった」と謝罪した。

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