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米、インド支援拡大 コロナ感染深刻化

バイデン米大統領(オンライン画像より)
バイデン米大統領(オンライン画像より)

 【ワシントン=黒瀬悦成、シンガポール=森浩】バイデン米政権は25日、新型コロナウイルス感染が危機的なペースで拡大しているインドに対し、ワクチン製造に必要な原材料や人工呼吸器などを供給すると発表した。サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)とインドのドバル首相補佐官(同)が同日電話会談し、支援提供で合意した。英国とフランス、ドイツも医療器具を提供する方針を表明。インドへの国際支援の動きが拡大している。

 米ホワイトハウスによると、インドに対しては新型コロナ治療薬や医療従事者のための防護具なども提供するとしている。

 また、インドの製薬会社「バイオロジカルE」のワクチン生産能力の拡大に向け、米国際開発金融公社(DFC)が財政支援することでも合意した。これにより、バイオ社は来年末までに少なくとも10億本のワクチンの生産が可能になる見通しだという。

 オースティン国防長官も25日の声明で、インドに医療器具などの支援物資を輸送するため米軍を積極的に動員すると発表した。

 英国は25日、酸素を濃縮する装置や人工呼吸器など600点をインドに提供すると発表。最初の発送分は27日朝にもインドに到着する見通しだという。

 ジョンソン英首相は「友人でありパートナーであるインドに寄り添う」とコメントした。フランスやドイツも医療器具の支援を表明した。

 昨年、インド軍との間で衝突が発生し、関係が冷え込む中国も外務省の趙立堅(ちょうりつけん)報道官が23日、「支援や援助を提供する用意があり、インド側と連絡を取っている」と話した。

 インドと長年にわたって反目するパキスタンも支援を申し出ている。

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