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中露衝突犠牲者の碑完成 プーチン氏、政権浮揚狙う

24日、ロシア・ウラジオストクで除幕式が行われた中ロ国境衝突犠牲者の記念碑(共同)
24日、ロシア・ウラジオストクで除幕式が行われた中ロ国境衝突犠牲者の記念碑(共同)

 1969年にソ連と中国が領有権を争い軍事衝突した珍宝島(ロシア名ダマンスキー島)事件で犠牲になった国境警備隊員の記念碑が完成し、ロシア極東ウラジオストクで24日、除幕式が行われた。下院選を秋に控えるプーチン政権は、愛国心に訴えて求心力を高める狙いがある。

 中露の緊密な関係を反映し、ロシア政府は事件への言及を控えているが、碑建立は国境警備隊が所属するプーチン大統領の出身組織、連邦保安局(FSB)が主導。FSBのユリエフ軍事防諜局長は式典で「(碑のモチーフとなった)2人は偉大な国、ソ連を守った」とたたえた。

 2人のうち1人の息子で自身も元隊員のストレリニコフさん(54)が参列し「事件を繰り返さないため歴史を記憶する必要がある」と歓迎した。

 事件でソ連側は国境警備隊員と兵士計58人が死亡した。両国は91年に島を中国領とすることで合意し、2008年までに残る全ての国境を画定したが、極東では中国に譲歩し過ぎたとの不満も根強い。(共同)

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