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行方不明潜水艦の破片回収、沈没か

24日、インドネシア・バリ島で、潜水艦の破片を前に記者会見するハディ国軍司令官(手前中央)ら(AP)
24日、インドネシア・バリ島で、潜水艦の破片を前に記者会見するハディ国軍司令官(手前中央)ら(AP)

 【シンガポール=森浩】53人が乗ったインドネシア海軍の潜水艦が21日未明にバリ島北方沖で消息を絶った事故で、海軍は24日、現場海域の捜索の結果、潜水艦の破片とみられる物体を回収したと明らかにした。海軍のユド参謀総長は「潜水艦は沈没した」との見方を示した。

 海軍によると、魚雷発射装置の一部とみられるものや、インドネシアで多数を占めるイスラム教徒が礼拝時に使用する敷物も見つかったという。潜水艦は水深850メートル付近に沈んでいるとみられる。潜水艦の最大潜水深度500メートル程度を大きく超えており、乗組員の生存が危ぶまれている。

 潜水艦が搭載していた72時間分の酸素は24日未明までに尽きたとみられる。

 インドネシア当局は24日、水中音波探知機(ソナー)を使った捜索に重点を移し、バリ島北方沖約40キロの海域で集中的に捜索した。米国の哨戒機も捜索作業に加わったが、潜水艦の正確な位置の特定には至っていない。

 潜水艦はドイツ製の「KRIナンガラ402」で、1981年にインドネシアに引き渡された。21日未明に潜水を始めた約40分後に連絡が取れなくなり、何らかのトラブルで停電が起きたとみられている。

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