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「ミャンマーに平穏を」 写真家の三田崇博さん作品展 5月2日まで京都で

ミャンマーで新年を祝う「水掛祭り」の一コマ(本人提供)
ミャンマーで新年を祝う「水掛祭り」の一コマ(本人提供)
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 ミャンマーを撮り続けてきた写真家、三田崇博(たかひろ)さん(46)の写真展「Pray for Myanmar(ミャンマーへの祈り)」が、京都写真美術館(京都市東山区)で開かれている。街並みや祭りの様子などを切り取った作品32点を展示。国軍によるクーデター以降、弾圧で多くの市民が犠牲となっており、三田さんは「平和だったミャンマーの日常を1日でも早く取り戻してほしい」と願う。5月2日までで入場無料。(渡辺恭晃)

 新年を祝う「水掛祭り」で、鮮やかな黄の民族衣装をまとって水をまく女性たち。露店に並ぶ果物を買い求める市民ら-。「ミャンマー人は純粋で親切。昔の日本人のような親しみやすさがあるんです」。自らの作品を前に、三田さんは笑顔を見せる。

 平成27年に世界遺産の撮影のため初めてミャンマーを訪問。現地の人たちとの交流を通じて親切で温かい国民性や、独自の伝統文化にひかれ、毎年現地に通い撮影を続けてきた。令和元年12月にはミャンマー人の妻、メイさん(37)と結婚した。

 三田さんにとって、ミャンマーは“第2のふるさと”に。しかし、2月に国軍によるクーデターが発生し、現在も混乱が続く。市民が拘束され、犠牲者は700人以上にのぼる。

 ミャンマーで暮らすメイさんの家族や友人も、不安な日々を過ごしており、メイさんは「いつ拘束されるかわからない状況を思うと涙が出る」と案じる。

 メイさんの故郷で、最大都市ヤンゴンの街並みを写した作品のタイトルは「返して我々の美しいヤンゴンの夜景」。2人が愛着を持つ自由だったころのミャンマーへの願いを込めた。

 三田さん夫妻は訴える。

 「クーデター前にはきれいな風景が広がり、穏やかな日常があった。ミャンマーで今起こっていることに関心を持ってもらいたい」

 写真展は午前11時~午後6時(最終日は午後5時)。

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