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イスラエルにミサイル攻撃 核施設標的か、報復も

イスラエル・ディモナの核施設とみられる建物(AP)
イスラエル・ディモナの核施設とみられる建物(AP)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエル南部ディモナ近郊で22日未明、シリアから発射された地対空ミサイルが爆発した。イスラエルは事実上の核保有国でディモナには核開発の拠点施設がある。ミサイルは施設から約30キロの地点に落下し、負傷者や施設の被害はなかったもよう。爆発音は現場から約100キロ離れた場所でも聞こえ、周辺では警報のサイレンが鳴った。

 イラン中部ナタンズの核施設では11日に電気系統の異常が起き、同国政府はイスラエルによる破壊工作が原因だと断定。イラン側がシリアの軍事拠点からミサイルを発射して報復した可能性がある。

 イスラエル軍報道官は、ミサイルは飛行中の同国の航空機を狙って発射されたが外れたとの見方を示し、防空システムがミサイル撃墜に失敗したとしている。イラン政府はコメントしていない。

 イスラエル軍はミサイル発射地点を含むシリアの首都ダマスカス近郊の軍事拠点を空爆、兵士4人が負傷したもよう。現地にはイランが支援するイスラム教シーア派の民兵組織が駐留しているとされる。

 イスラエル軍はイラン側の長距離ミサイルや無人機による攻撃に備え、ディモナのほか南部の港湾都市エイラートなどの警戒を強化している。イスラエルのメディアによるとイランの識者は同国の保守系紙で先週、ナタンズの破壊工作に見合う報復を行うなら「ディモナの核施設の攻撃以外にない」と述べていた。

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