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「心の支え」失ったエリザベス英女王、95歳に 

英上院でのエリザベス女王(左)とフィリップ殿下=2012年5月(ロイター)
英上院でのエリザベス女王(左)とフィリップ殿下=2012年5月(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】英史上最高齢の君主で、最長の在位期間を誇るエリザベス女王が21日、95歳の誕生日を迎えた。約70年にわたって女王を支え続けた夫、フィリップ殿下が9日に99歳で亡くなったばかり。国民は「心の支え」を失った高齢の女王を静かに見守っている。

 英メディアによると、女王は21日、殿下の葬儀がいとなまれたロンドン郊外ウィンザー城で家族らと昼食をとりながら過ごすとみられている。祝賀行事などは行われない見通し。

 女王は長年連れ添った殿下を亡くしたことで心労が懸念されている。17日の葬儀で、女王は背中を大きく曲げてうつむく姿が目立った。女王の次男、アンドルー王子(61)は11日、女王が「大きな喪失感がある」と悲しみを言い表したと述べた。

 精神的な打撃が心配される中、高齢であることから女王が治世を継続させるのかについて注目が集まっている。英メディアによると、女王が殿下の死後、君主の座を退くことを検討しているとの憶測が国内で飛び交ったという。

 女王はこれまで君主としての立場について「生涯の務め」と強調しており、生前退位を行う考えはないとみられている。ただ、女王は近年、体力的負担を和らげることを考慮して自身が担っていた公務の一部を別の王室メンバーに任せることも増えている。

 ロイター通信は、女王は今後、さらに多くの公務を王位継承順位1位の長男、チャールズ皇太子(72)らに引き継ぐかもしれないとの見方を示した。

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