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台湾 日米会談を注視「北東アジア安定に寄与」

 台湾の外交部(外務省に相当)の徐佑典北米局長は13日の記者会見で、日米首脳会談について「私たちは台湾海峡への言及に注目している。これからは米国と日本と協力を深め、台湾海峡の平和と安定を確保したい」とコメントした。

 バイデン米政権発足後、中国は連日のように、軍用機を台湾の防空識別圏に進入させ、挑発行為を繰り返している。12日には戦闘機と爆撃機など計25機が進入。昨年9月に台湾の国防部(国防省)が発表を始めて以降、1日に進入した軍用機の数として最多だ。

 与党・民主進歩党系のシンクタンク、台湾智庫の諮問委員で国際問題学者の頼(らい)怡忠(いちゅう)氏は産経新聞の取材に対し、「日米の共同文書が台湾海峡に言及すれば、台湾に軍事的圧力を強める中国への力強い牽制となる。北東アジア情勢の安定にも大きく寄与する」と、日米首脳会談の行方に期待を高めた。

 台湾には14~16日、米国からドッド元上院議員やアーミテージ元国務副長官らで構成される代表団が訪問。バイデン政権は改めて台湾重視を鮮明にした。

 ドッド氏は15日の蔡英文総統との会談で「われわれは友人のバイデン大統領に頼まれてきた。米国が台湾にした約束を確認することが目的だ」と述べ、台湾支援を続けていく米国側の意向を伝達した。

 一方、蔡氏は「台湾は国際社会の一員として、米国など理念の近い国と一緒にインド太平洋地域の安定を守り、無謀な挑発行為を阻止したい」と述べ、台湾自らも地域の安定に貢献していく考えを強調した。(台北 矢板明夫)

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