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中国、1~3月期GDP18・3% コロナ禍の反動で過去最大の伸び

中国国旗
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 【北京=三塚聖平】中国国家統計局が16日発表した2021年1~3月期の国内総生産(GDP、速報値)は、物価変動の影響を除く実質で前年同期比18・3%増だった。新型コロナウイルス流行の直撃を受けて初のマイナスを記録した前年同期の反動により、四半期の統計がある1992年以降で過去最高の伸びを記録した。

 2020年10~12月期(6・5%増)から大幅な伸びをみせ、4期連続でプラスを維持した。ただ、6・8%減に陥った前年同期との比較のため見かけ上伸びている部分が大きく、前期比の伸び率は0・6%で、20年10~12月期(3・2%)から減速している。

 同時に発表した1~3月の主要経済指標では、工業生産が24・5%増だった。産業用ロボットやコンピューター、自動車などが大きく伸びた。景気回復を受けて国内外で需要が拡大したほか、春節(旧正月)の大型連休に感染対策のため帰省を控えるよう当局が呼びかけて工場が生産を続けたことも牽引(けんいん)した。

 消費動向を示す小売売上高は33・9%増で、昨年は休業長期化で大打撃を受けた飲食店収入は75・8%増と大幅に伸びた。企業の設備投資を含む固定資産投資は25・6%増だった。

 3月に開かれた全国人民代表大会(全人代)では、21年のGDP成長率の目標を「6%以上」に設定した。前年の反動による効果が次第に薄れ、今年後半に向けて成長率が鈍化していくとみられる。

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