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米黒人男性を警官が射殺 数百人規模の暴動発生

11日、米ミネソタ州で射殺事件に抗議する人々(ゲッティ=共同)
11日、米ミネソタ州で射殺事件に抗議する人々(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク=平田雄介、ワシントン=大内清】米中西部ミネソタ州ブルックリンセンターで11日、黒人の男(20)が女性警官に射殺された。現場は昨年5月、黒人男性のジョージ・フロイドさん=当時(46)=が警官に膝で首を地面に押し付けられて死亡したミネアポリス近郊。数百人規模の抗議デモの一部が暴徒化し、地元警察は催涙ガスやゴム弾で鎮圧に乗り出した。

 射殺されたのはダンテ・ライト容疑者。地元警察によると、交通違反でライト容疑者の車を止めたところ、既に逮捕状が出ていたことが判明。ライト容疑者が逃げようとしたため、女性警官がスタンガンの一種「テーザー銃」で制止しようとしたが、誤って拳銃を発砲したという。

 12日会見した警察トップは女性警官の過失を認めた上で、女性警官が驚いた様子で「撃ってしまった」と叫ぶ様子を記録したボディカメラを公開。発砲は「偶発的だった」と説明した。

 同州のワルツ知事は同日夜から13日朝までの外出禁止令を導入。ミネアポリスに本拠地を置く大リーグのツインズは12日の試合を延期した。

 事件を受け、バイデン大統領は「本当に悲劇的なことが起きた」と述べ、男性の遺族に哀悼の意を表した。そのうえで、「問題は意図的(な発砲)だったのか事故だったのかだ。徹底的な捜査で分かるだろう」として、捜査の行方を見守る考えを示した。

 一方、事件に抗議する人々の一部が暴徒化したことについて、「黒人社会の怒りや痛み、トラウマ(心的外傷)は知っているが、略奪や暴力を正当化するものではない」と語り、抗議活動の沈静化を訴えた。

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