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スー・チー氏6件目の訴追 弾圧犠牲者700人超す

10日、ミャンマー・ヤンゴンでデモ行進する若者ら(AP=共同)
10日、ミャンマー・ヤンゴンでデモ行進する若者ら(AP=共同)

 【シンガポール=森浩】国軍がクーデターで全権を握ったミャンマーで12日、勾留中のアウン・サン・スー・チー氏の審理が開かれ、スー・チー氏が新型コロナウイルス対策を怠ったなどとして、自然災害管理法違反罪でも訴追されたことが明らかになった。

 スー・チー氏の訴追はこれで6件目。国軍側には勾留を長期化させ、スー・チー氏の政治的な影響力をそぐ狙いがありそうだ。

 12日の審理はビデオ会議方式で開かれた。弁護士によると、スー・チー氏の勾留施設の場所は不明で、弁護士も直接面会できていない。スーチー氏は弁護士との直接面会を繰り返し要求しているが、認められていない。映像で確認する限りはスー・チー氏の健康状態は良好そうだという。

 国軍によるデモ隊の弾圧はなおも続いており、中部バゴーでは9日、国軍兵士らが迫撃砲など重火器を使用し、82人が死亡した。単独地域での1日の犠牲者としては最悪という。

 ただ、国軍が車両で遺体を運び去ったとの目撃情報もあり、バゴーでの正確な死者数は分かっていない。

 地元人権団体によるとクーデター以降、11日までに国軍の弾圧で死亡した住民は計706人となった。

 ミャンマーでは13日から「ティンジャン(ミャンマー正月)」が始まり、例年は各地で水かけ祭りが行われる。だが今年は、犠牲者の喪に服すため、インターネット上などで自粛が呼び掛けられている。

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