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イラン核施設で「大規模爆発」 イスラエルへの報復言明

 【カイロ=佐藤貴生】イラン中部ナタンズの核施設で11日、電気系統に異常が生じ、同国原子力庁のサレヒ長官は「テロ攻撃」を受けたと述べた。ザリフ外相は12日、破壊工作にイスラエルが関与したとして「報復する」と述べた。

 イランは先週、ウィーンで米国側と核合意をめぐる間接協議を開始。ザリフ氏は両国の関係改善の兆候が出てきたことにイスラエルが反発したとの見方を示唆した。イランの報復の程度によっては協議が停滞する恐れもある。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)によると、ナタンズの施設では「大規模爆発」が起きて電力システムが破壊され、ウランの濃縮能力が大きな打撃を受けた。施設では10日、ウラン濃縮を加速させうる改良型の遠心分離機が稼働したばかりだった。高濃縮ウランは核兵器に転用できる。

 イスラエル政府は関与の有無を明言していないが、同国メディアでは対外特務機関モサドが行ったとの見方が出ている。米高官は自国の関与を否定した。

 11日にはオースティン米国防長官がイスラエルを訪問、同国のガンツ国防長官とイラン核問題などを協議した。ネタニヤフ首相とも会談する予定。

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