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フィリップ殿下死去 各国首脳ら弔意 殿下「国葬」せず

英上院でエリザベス女王(左)の横に座るフィリップ殿下=2012年5月(ロイター)
英上院でエリザベス女王(左)の横に座るフィリップ殿下=2012年5月(ロイター)

 【ロンドン=板東和正】エリザベス英女王(94)の夫フィリップ殿下(99)が亡くなったことを受け、各国の首脳らが弔意を表明した。

 英連邦の加盟国から殿下の死を悼む声が相次いだ。

 オーストラリアのモリソン首相は9日に発表した声明で、殿下について「(女王の)力となり、支えとなった」とたたえた。「オーストラリア国民は、女王をはじめとする王室の皆さまに愛と深い哀悼の意を表明する」とした。カナダのトルドー首相も同日、「女王と王室の皆さまとともに、この重大な喪失を悼んでいる」とし、「偉大な目的と信念を持った人物だった」と殿下をしのんだ。

 バイデン米大統領とジル夫人は同日の声明で、「(殿下は)英国民や英連邦、家族のために身をささげた」と振り返った。環境保護活動に取り組んだことなどをあげ、「殿下の遺産は、家族だけではなく、手がけた全ての慈善活動の中で生き続ける」とした。

 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は同日、ツイッターで「女王と王室、英国民に心からお悔やみを申し上げたい」と哀悼の意を表した。インドのモディ首相も同日、ツイッターで「殿下は軍人として優れた経歴を持ち、多くの社会奉仕活動の先頭に立った」と功績をたたえた。

 ジョンソン首相はこの日、首相官邸前に現れて神妙な面持ちで声明を読み上げた。殿下は「(王室を)国民生活の幸福に欠かせない存在であり続けるために貢献した」と功績をたたえた。

 英BBC放送によると、王室の祭礼を担う紋章院は、殿下の葬儀について、ウィンザー城の聖ジョージ礼拝堂で執り行われると表明した。国葬とはしない方針という。

 遺体の公開安置は行わない予定だが、葬儀までウィンザー城内に安置されるという。

 紋章院は、新型コロナウイルス流行を考慮し、国民に葬儀などのために参列しないよう呼び掛けた。

 殿下は生前、自身の葬儀については「大騒ぎしない」ことを望んでいた。

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