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中国、3月の新車販売は75%増 コロナ禍の反動増…半導体不足に懸念

北京国際モーターショーに出展した、中国新興メーカー「浙江合衆新能源汽車」のブランド「●(=口へんに那)●(=口へんに託のつくり)汽車(Neta)」=2020年9月(三塚聖平撮影)
北京国際モーターショーに出展した、中国新興メーカー「浙江合衆新能源汽車」のブランド「●(=口へんに那)●(=口へんに託のつくり)汽車(Neta)」=2020年9月(三塚聖平撮影)

 【北京=三塚聖平】中国自動車工業協会が9日発表した3月の新車販売台数は、前年同月比74・9%増の252万6千台だった。新型コロナウイルスの打撃を受けた前年の反動から大幅増を記録。12カ月連続で前年実績を上回ったが、世界的な半導体不足の影響が一部で生じている。

 内訳では、乗用車が77・4%増の187万4千台で、景気回復を受けて好調が続く商用車は68・1%増の65万1千台だった。政府が普及を後押しする電気自動車(EV)などの「新エネルギー車」は、3・4倍の22万6千台だった。

 同協会は、中国経済の回復を受けて「自動車産業は、引き続き良好な状態を保っている」としながらも、乗用車の生産・販売はコロナ前の2019年の水準を下回っていると指摘。「半導体供給の問題と関係があると考えられる」との見方を示した。

 原材料価格の上昇も今後のコスト上昇圧力となるため、半導体不足とあわせて4月以降の新車販売に影響を与えるとみている。

 日系自動車大手4社の中国市場における3月の新車販売台数では、ホンダが前年同月の2・5倍を記録するなど全社が大幅な伸びを見せた。半導体不足による影響も日系メーカーは限定的だった。中国でブランド力を誇る日系メーカーが、市場回復を追い風に販売を拡大させている。

 中国の新車販売をめぐっては、米国との貿易摩擦の深刻化などにより低迷傾向が続いていたが、そこに新型コロナが直撃。昨年2月に前年同月比約8割減と一気に市場が冷え込んだが、その後の経済活動再開を受けて4月には前年実績を上回っている。

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