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米特使、「制裁解除が先」を否定、イランにくぎ

 【ワシントン=大内清】イラン核合意の修復に向けた米・イランの間接協議で米代表団を率いるマレー・イラン担当特使は、6日放送の米公共ラジオ(NPR)で、トランプ前政権が2018年の核合意離脱後に復活させた制裁を解除するのが先だとするイラン側の主張について、「そのようにはならないし、現実的でもない」と述べた。イランに協議のペースを握らせるつもりはないとくぎを刺した形だ。

 イランは、核合意から一方的に離脱した米国が制裁によってイランと他の合意当事国などとの取引を禁じるのは不法であり、イランがこれに対抗して合意内容から逸脱して核開発を拡大させることは正当な措置だと主張している。

 マレー氏はまた、バイデン政権が核合意への復帰後にイランとの交渉を目指すとしている新たな枠組みについて、「(現行よりも)長期の合意を追求する」との考えを示した。

 トランプ政権が制裁などを通じてイランに「最大限の圧力」をかけてきたことは、イランが核開発を加速させることにつながっており「失敗だった」と批判。「(イランで)誰が政権についても協議を続ける」とも語り、6月に迫るイラン大統領選までの合意には必ずしもこだわらない姿勢を示した。

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