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香港デモ映画が候補作品に 米アカデミー、中国猛反発

 短編ドキュメンタリー映画「ドゥ・ノット・スプリット」の一場面(フィールド・オブ・ビジョン提供・共同)
 短編ドキュメンタリー映画「ドゥ・ノット・スプリット」の一場面(フィールド・オブ・ビジョン提供・共同)

 2019年の香港の大規模デモに参加した若者の姿を描いた短編ドキュメンタリー映画が、今月に行われる米映画界最大の祭典「第93回アカデミー賞」の短編ドキュメンタリー部門の候補作品に選ばれた。中国は強く反発しており、激化する米中対立が映画分野に及ぶ可能性もありそうだ。

 作品は「ドゥ・ノット・スプリット」で、デモ隊の若者らが呼び掛け合った広東語のスローガン「ばらばらになるな」にちなんでいる。手掛けたノルウェー人のアンダース・ハマー監督はインタビューに「中国の反発は想定内。香港で基本的人権が奪われていく様子を国際社会に訴えたい」と話した。

 監督は19年秋から香港に約7カ月滞在し、中国共産党や香港政府への抗議デモに参加する学生や、暴徒化する警官隊、民主派をののしる親中派グループを取材し、約35分間の作品にまとめた。「言論の自由」や普通選挙を訴える若者の怒りと戸惑い、絶望を浮き彫りにした。(共同)

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