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WHO、イベルメクチン服用は治験に限定 コロナ治療の効果未確認

スイスのジュネーブにあるWHO本部(共同)
スイスのジュネーブにあるWHO本部(共同)

 世界保健機関(WHO)は3月31日、新型コロナウイルス感染症に対する治療の効果が確認できていないとして、抗寄生虫薬「イベルメクチン」の服用は臨床試験(治験)に限定するよう求めた。

 WHOは、新型コロナ患者計2407人が参加した16の治験結果を検証した結果、イベルメクチンの服用で死亡率が下がったり、回復を早めたりした科学的根拠は「極めて不確実」と指摘。さらなるデータ収集が必要としている。

 イベルメクチンは熱帯感染症の特効薬で、ノーベル医学生理学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授が開発に貢献した。細胞実験で新型コロナの増殖を抑えたとの報告があり、南アフリカでは1月から治療薬として使用されている。ただ、米食品医薬品局(FDA)は3月5日、自己判断で服用しないよう警告していた。(共同)

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