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ミャンマー国軍空爆 タイに5000人避難 

28日、反軍政デモ中に銃殺された犠牲者の葬儀で喪に服す人々=ミャンマー・マンダレー(ロイター=共同)
28日、反軍政デモ中に銃殺された犠牲者の葬儀で喪に服す人々=ミャンマー・マンダレー(ロイター=共同)

 【シンガポール=森浩】クーデターで実権を握ったミャンマー国軍が南東部カイン州の少数民族居住地域に空爆を行い、29日までに住民約5000人が東側のタイに避難した。国軍はデモ隊弾圧と同時に、クーデターに反発する少数民族への圧力も強化。国境を越えた避難が増加する恐れがある。

 タイ政府は29日、避難民流入に備える方針を示したが、一部が強制的に送還されたとの情報もある。

 ミャンマー国内では29日もデモが続いた。弾圧の死者は28日時点で459人。北西部モンユワでは負傷者の手当てをしていた看護師の女性(20)が頭部を撃たれて死亡した。

 ミャンマーメディアによると、カイン州の空爆は27日夜から28日未明に実施され、武装勢力「カレン民族同盟」(KNU)の拠点が標的となった。KNUは地元に居住するカレン族の自治権拡大などを求め、国軍と長く対立。クーデターにも反発し、弾圧を受けた民主派勢力を保護している。

 28日には国内の別の地域で国軍と武装勢力の衝突が発生。国軍内部には武装勢力からデモ隊への武器供与を警戒する声もあり、恭順の意を示さない勢力を弾圧する姿勢を見せている。

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