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ミャンマー、市民114人死亡 国軍記念日に弾圧強化 式典出席は8カ国のみ

「国軍記念日」の式典で披露された戦車=27日、ミャンマー・ネピドー(ロイター=共同)
「国軍記念日」の式典で披露された戦車=27日、ミャンマー・ネピドー(ロイター=共同)

 【シンガポール=森浩】国軍がクーデターで実権を握ったミャンマー各地で27日、兵士らがデモ隊を銃撃するなどし、地元メディア「ミャンマー・ナウ」によると、市民114人が殺害された。2月1日のクーデター以来、1日の死者数としては過去最悪。27日は国軍記念日で、軍当局が重要視する式典が行われ、反発する抗議デモが相次いでいた。国軍は非武装のデモ隊を銃弾で排除する姿勢を崩さず、内外の批判はさらに拡大しそうだ。

 最大都市ヤンゴンや第2の都市マンダレーのほか、地方都市でも多数の犠牲者が出た。中部では銃撃で14歳の少女が死亡した。国軍は式典の実施を通じて内外に統治能力をアピールしたい思惑があり、26日夜には国営テレビを通じ、「(デモ参加者は)頭部に銃撃を受ける危険性がある」と警告していた。

 首都ネピドーで行われた式典で演説した国軍トップのミン・アウン・フライン総司令官は、アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)が大勝した昨年11月の総選挙で「不正があった」と改めて主張。クーデターは「避けられなかった」とも話し、権力奪取を正当化した。この日は軍事パレードも行われ、兵士ら約8千人が参加した。

 式典には例年、各国の駐在武官らが出席するが、今年は日本を含む多くの国が欠席した。代表を派遣したのは国軍批判を避けるロシアや中国など8カ国にとどまった。。

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