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台湾・国防部「戦力に向上努める」 米次期太平洋軍司令官の証言に

 【台北=矢板明夫】台湾の国防部(国防省に相当)は24日、米インド太平洋軍次期司令官に指名されたアキリーノ氏が中国の台湾侵攻が「間近」と証言したことを受け、「中国共産党が武力で台湾問題を解決する方針を放棄していないことは承知している」とした上で、「わが軍は引き続き軍備増強と戦力の向上に努める。米国側が言及した内容を敵の行動案の一つとして受け止め、善処する」とのコメントを発表した。

 中国は昨年から、頻繁に軍用機を台湾の防空識別圏に進入させ、挑発行為を繰り返している。アキリーノ氏の発言に対し、「中国による武力侵攻の可能性が高まったのではないか」と、一部の台湾メディアは警戒感を高めた。

 国防部はこれに先立つ18日、4年ごとの防衛計画の見直しを行い、中国軍による台湾侵攻の阻止を念頭に、射程を大幅に広げた空中発射型ミサイルなどの武器を増強して抑止力を高めることなどを重点に挙げた。

 呉●(=刊の干を金に)燮(ご・しょうしょう)外交部長(外相)は24日、立法院でバイデン米政権と密に連絡を取り合っていると強調し、「武器売却を含め、米国は台湾の安全に関する各種の約束を必ず守ってくれる」と市民の不安払拭に努めた。

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