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イスラエル国会選、親首相派は過半数見通せず 連立協議が焦点に

 23日、イスラエル・エルサレムの投票所で投票するネタニヤフ首相(右)と夫人(ロイター)
 23日、イスラエル・エルサレムの投票所で投票するネタニヤフ首相(右)と夫人(ロイター)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルの国会(一院制、定数120)選挙は23日夜に投票が締め切られ、開票作業に入った。出口調査の結果ではネタニヤフ首相率いる右派政党リクードが第一党になる見通しだが、親ネタニヤフ勢力も反対勢力も政権発足に必要な過半数(61議席)の支持を得られるかは見通せず、開票終了後の連立協議がまとまるかが焦点となりそうだ。24日午前(日本時間同日午後)にも大勢が判明する。

 イスラエルでは左右両勢力が拮抗(きっこう)して安定した政権が成立せず、国会選は過去2年間で4回目。ネタニヤフ氏は世界最速ペースで新型コロナウイルスのワクチン接種を進めた実績をアピールしたが、収賄疑惑に対する抗議デモが起きるなど反発も出ていた。

 同国の有力紙ハーレツ(電子版)によると、出口調査の結果ではリクードは32議席を獲得し、続いて反ネタニヤフの中道政党「イェシュアティド」が17議席で第二党になる見込み。

 選挙前、右派ではリクードを離党した元内務相が新党を結成するなど親ネタニヤフの勢いが衰え、右派の支持層は分裂した。一方で、こうした右派の反ネタニヤフ勢力の中には中道・左派政党と連立を組むことを拒んでいる政党もある。このため、どちらの勢力も半数を超える支持が固められるかは微妙な情勢だ。

 イスラエルでは2019年4月と9月に国会選が行われたが、いずれも連立協議が頓挫。昨年3月の選挙をへてネタニヤフ政権が発足したが、連立内部の対立で同年12月に国会が解散した。

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