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仏外相、中国大使の問題発言に再び抗議 「侮辱や脅しやめよ」

ルドリアン仏外相=11日、パリ(ロイター)
ルドリアン仏外相=11日、パリ(ロイター)

 【パリ=三井美奈】フランスのルドリアン外相は22日の声明で、中国の盧沙野・駐フランス大使が仏議員や研究者に対して「侮辱や脅し」に当たる発言を行ったと非難し、直接抗議するため、盧大使を呼び出した。盧大使は、23日に外務省に赴くと表明した。

 盧氏は、訪台を計画中の仏上院議員に書簡を送り、中国が対仏制裁に出る可能性があると示唆。訪台を擁護した仏研究者を「台湾当局といかがわしい関係にある」「発狂したハイエナだ」などと罵倒した。ルドリアン氏は声明で、盧氏の発言は「受け入れがたい」と主張。フランス法が定める個人の自由を尊重するよう求めた。

 声明を受けて、盧氏はルドリアン氏との面談で、欧州連合(EU)が22日に発動した対中制裁や台湾問題について取り上げるつもりだと表明。対抗姿勢をあらわにした。

 盧氏が発言をめぐって、仏外務省に呼び出されるのは2度目となる。昨年4月には、新型コロナウイルスへの欧州の対応をめぐり、高齢者が「見捨てられた」という表現で、抗議を受けた。

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