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羅冠聡氏ら香港民主派が「2021香港憲章」発表、共産党政権の抑圧を非難

 【ロンドン=板東和正】香港から海外に逃れた民主活動家8人が14日、中国共産党政権による香港の民主派抑圧の停止や、香港における高度な自治の保障を改めて求める「2021香港憲章」を発表した。11日に閉幕した中国の全国人民代表大会(全人代)が香港の選挙制度見直しを決めた事態を重くみて、国際社会に窮状を強く訴えた形だ。

 英国への亡命を申請している羅冠聡(ネイサン・ロー)氏らが署名し、14日のオンライン会見で憲章の内容を公表した。中国の民主活動家でノーベル平和賞受賞者の劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏ら約300人が、一党独裁の廃止などを求めて2008年12月に署名した「08憲章」を念頭に置いたとみられる。

 英紙インディペンデントなどによると、今回の2021香港憲章は、中国による選挙制度見直しが香港の民主的な基礎を損なうと強調。「一国二制度」の形骸化を進める習近平政権を非難した。中国が昨年施行した香港国家安全維持法(国安法)の撤廃も求めた。

 羅氏は会見で、「私たちは海外で民主主義のために闘い続ける」と述べ、「香港に残る市民のためにこれまで以上に声を上げ(香港問題について)国際的な関心を高める」と語った。

 また、香港メディアによると、羅氏らは同時に、新疆(しんきょう)ウイグル自治区の少数民族への弾圧も止めるよう求めている。同自治区での弾圧をめぐり、米国が「ジェノサイド(大量虐殺)」と認定するなど、国際社会も対中批判を強めている。

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