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ミャンマー、デモ隊銃撃で39人死亡 犠牲者計100人超、ヤンゴンの一部に戒厳令

ミャンマー・ヤンゴンで道路を封鎖する治安部隊=14日(ゲッティ=共同)
ミャンマー・ヤンゴンで道路を封鎖する治安部隊=14日(ゲッティ=共同)

 【シンガポール=森浩】国軍がクーデターで実権を掌握したミャンマーで14日、抗議活動中の市民が警察などの銃撃を受けるなどし、少なくとも39人が死亡した。複数の地元メディアが伝えた。デモ隊の犠牲者は2月1日のクーデター以来、100人を超えた。

 国軍は内外の批判を顧みず大規模なデモ隊弾圧を継続しており、反発がさらに高まるのは必至だ。

 国軍は14日夜、最大都市ヤンゴンのラインタヤ、シュエピタ両地区に戒厳令を発令した。ラインタヤ地区では中国資本の縫製工場など少なくとも3カ所で火災が発生し、警察官らの銃撃で20人以上が死亡した。

 火災の原因は分かっていない。国内では国軍への強い批判を避ける中国への反発が強まっており、国営テレビはデモ隊による放火と主張。「約2千人の市民が消防車の進入を阻止し、警察などが発砲した」と報じた。国内の会員制交流サイト(SNS)にはラインタヤ地区で、国軍兵士や警察官らが橋の上から発砲する映像が投稿された。

 在ミャンマー中国大使館は14日、この工場に勤務する「多くの中国人職員が負傷した」と声明を発表。ミャンマー政府に対し、中国企業を保護する措置を講じるよう求めた。

 国軍に対抗する事実上の臨時政府として、民主勢力が組織した「ミャンマー連邦議会代表委員会」(CRPH)は13日、「独裁政権を終わらせるため、すべての民族は力を合わせなければならない」との声明を発表し、民衆を標的にした弾圧への抵抗を呼びかけた。

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