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ミャンマー、クーデター後に「70人以上殺害」と国連報告者

11日、ミャンマーのヤンゴンで治安部隊の銃撃を受け後退するデモ隊(AP)
11日、ミャンマーのヤンゴンで治安部隊の銃撃を受け後退するデモ隊(AP)

 【ロンドン=板東和正】ミャンマーの人権状況を調査する国連のアンドリュース特別報告者は11日の国連人権理事会(ジュネーブ)で、ミャンマーでのクーデター以降、抗議デモ弾圧などで「治安部隊が、少なくとも70人を殺害した」と明らかにした。

 ロイター通信によると、アンドリュース氏は、殺害されたうちの半数以上が25歳以下の若者だと報告。2千人以上が拘束されていることも明かした。治安部隊がデモ参加者や医療関係者らを殴っている映像などの証拠があるとし、「表現の自由といった基本的な権利がミャンマーでは認められていない」と非難した。

 また、アンドリュース氏は、ミャンマー国軍と関係が近い中国やロシアを念頭に「制裁は一致団結して行わなければ、真の効果を発揮できない」と述べ、各国が協調して対応することが必要との認識を示した。米国などがミャンマーに対して独自制裁を発動しているが、中露は内政に干渉しない方針を堅持している。

 この日の人権理会合では、ミャンマー外務省の高官がビデオ演説を実施。昨年の総選挙で不正があったとの国軍の主張が受け入れられなかったため、非常事態宣言に至ったとの国軍の立場を強調した。クーデター前から駐ジュネーブ政府代表部大使を務めていたミン・トゥ氏は会場に姿を見せなかった。

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