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英国型変異株 従来型より致死率高まる恐れ 英大学など調査 

英国に由来する新型コロナウイルスの変異株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)
英国に由来する新型コロナウイルスの変異株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所提供)

 【ロンドン=板東和正】英エクセター大などの研究チームは10日、英国で確認された新型コロナウイルスの変異株について、致死率が従来株に比べ高いとする研究結果を英医学誌「ブリティッシュ・メディカル・ジャーナル」(電子版)で発表した。従来株よりも死亡するリスクが最大で約2倍になる可能性があると指摘し、感染拡大に危機感を示した。

 研究チームは、昨年10月から約5カ月かけて新型コロナに感染した30代以上を対象に調査を実施。変異株に感染した約5万5000人のうち227人が死亡したのに対し、従来株では同数の感染者のうち死者は141人だった。研究チームの推計では、死亡リスクが従来株より30~100%高まることを示している。

 ロイター通信によると、英国型はこれまで従来株に比べ、感染力が40~70%高いとされていた。今回、新たな脅威が証明された形となり、研究チームは「英国型が(新型コロナの)死者数増加のリスクにつながる」と懸念を示した。

 英国型の脅威が注目されたのは昨年12月下旬。英政府が変異株の感染事例が1000件以上確認されたと発表した。その後、世界各地に拡散し、世界保健機関(WHO)によると、3月7日時点で111カ国・地域に広がった。

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