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中国、消費者物価0・2%下落 春節中の人件費増や旅行自粛響く 

1月28日の北京駅。春節(旧正月)の帰省のための特別輸送態勢「春運」の初日にも関わらず旅客の姿はまばらだった(三塚聖平撮影)
1月28日の北京駅。春節(旧正月)の帰省のための特別輸送態勢「春運」の初日にも関わらず旅客の姿はまばらだった(三塚聖平撮影)

 【北京=三塚聖平】中国国家統計局が10日発表した2月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0・2%下落した。2カ月連続で前年を下回っているが、低下幅は1月(0・3%)からわずかに縮小した。春節(旧正月)で輸送コストや人件費が上昇した一方で、新型コロナウイルス対策で旅行自粛を求めたことなどが影響した。

 李克強首相は、全国人民代表大会(全人代)で行った政府活動報告で、今年のCPIの年間上昇率目標を3%前後に設定した。

 2月の内訳では、食品価格は0・2%下落した。中国の食卓に欠かせない豚肉価格が14・9%下がった。昨年夏までアフリカ豚熱(ASF)の影響で高騰が続いていたが、供給回復が進んだことにより下落基調に転じている。

 春節で需要が増した水産品が5・9%上昇した一方で、旅行は4・3%落ち込んだ。感染対策で春節連休中の旅行や帰省を控えるよう当局が呼びかけたことが響いた。

 一方、統計局が同時に発表した2月の工業品卸売物価指数(PPI)は1・7%上昇した。上昇率は1月から1・4ポイント拡大し、2カ月連続の上昇だった。国際的な原油価格が上昇傾向にあることを受け、業種別では石油・石炭加工業などが下落幅を縮小させている。

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