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国連特別代表・水鳥真美氏 震災10年「複合災害の時代に備えを」

オンラインで記者会見する国連防災機関の水鳥真美代表=9日(共同)
オンラインで記者会見する国連防災機関の水鳥真美代表=9日(共同)

 11日で東日本大震災から10年となるのを前に、国連の水鳥真美事務総長特別代表(防災担当)が9日、スイス・ジュネーブから日本メディアとのオンライン会見を行った。水鳥氏は、新型コロナウイルス禍の中で多くの国が地震や台風などに見舞われたこの1年を「複合災害の時代」と指摘。避難所での感染防止策や途上国への公平なワクチン分配が被害を軽減する上で重要だと訴えた。

 水鳥氏は冒頭で「この10年、より良き安全な復興のための努力を進めてきた政府、自治体、東北の住民の皆さまに敬意を表する」と発言。その上で、気候変動の影響を受けた洪水や山火事といった災害は今後も発生するとし、感染症などにも同時に対応する必要が出てくると強調した。

 避難所でのコロナ感染防止策については、ワクチンの効果が持続する期間や変異株への有効性に「不明な部分もある」とし、「引き続き万全の対策を考えなければいけない」と述べた。

 東日本大震災の後、各国では防災対策が進み、災害での死者が減少するなど一定の成果がみられるとしつつ、国際協力は立ち遅れているとも指摘した。(平田雄介)

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