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豪州公共放送、中国中央テレビの映像使用中止 人権問題で「深刻な懸念」

中国CGTNの本部が入る国営中央テレビの本社ビル=2月、北京(ロイター)
中国CGTNの本部が入る国営中央テレビの本社ビル=2月、北京(ロイター)

 【シンガポール=森浩】オーストラリアの公共放送局、SBSは8日までに、中国国営中央テレビ(CCTV)と同局の海外放送を手がける中国環球電視網(CGTN)が提供する映像の使用を中止した。SBSは人権侵害への「深刻な懸念を考慮した」と説明している。

 SBSは海外ニュースを紹介する番組で、CCTVとCGTNから提供された中国語ニュースなどを放送していた。SBSによると、国際人権団体「セーフガード・ディフェンダーズ」が書簡で、CCTVが2013~20年、中国国内で勾留中の56人に強制的に罪を自白させた様子を放送したと指摘。セーフガード・ディフェンダーズは「弁護士との面会もなく、隔離された状態で自白を強要されていた」とし、人権上の問題があったと主張した。

 同様の映像がSBSで放送されたかは不明だが、SBSは「懸念が提起されていることを踏まえ、調査を行う間、(提供された映像の)放送を停止する」と発表した。

 CGTNをめぐっては英国当局が2月4日、実質的に中国共産党の管理下にあることを理由に英国での放送免許を取り消した。

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