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ミャンマー、3日の死者は38人 クーデター後最多、安保理が緊急会合へ

 3日、ミャンマーのヤンゴンでバリケードをつくるデモ隊(ロイター)
 3日、ミャンマーのヤンゴンでバリケードをつくるデモ隊(ロイター)

 【シンガポール=森浩】国連のブルゲナー事務総長特使(ミャンマー担当)は3日、国軍のクーデターに対する同日のミャンマーでの抗議デモをめぐり、治安部隊による銃撃で38人が死亡したと明らかにした。2月1日のクーデター後、1日の犠牲者数として最多。死者は計50人を超えた。

 ミャンマー地元メディアによると、死者が特に多かったのは最大都市ヤンゴンの北オッカラパ地区で、15人に達した。警察や兵士は事前警告なしで発砲したという。ブルゲナー氏は3日の強制排除では「9ミリ口径の短機関銃が使用されたようだ」と述べた。

 治安部隊による強制排除はデモ隊以外にも広がり、3日にはヤンゴンで負傷者の救助に当たっていた複数の救急隊員が拘束された。治安部隊に暴行を受けた救急隊員が死亡したとの情報もある。

 ブルゲナー氏は、2月に国軍のソー・ウィン副司令官と対話。ソー・ウィン氏は「制裁に慣れており、(過去に科されたが)生き残ってきた」と発言したという。国際社会で孤立する可能性については「わずかな友人と歩むことを学ばなければならない」と動じなかった。ブルゲナー氏は経済制裁などで「強力な措置を取る必要がある」と訴えた。

 国連安全保障理事会は5日にミャンマー情勢をめぐり非公開の会合を行う予定。常任理事国で拒否権を持つ中国はクーデターへの非難を避けており、安保理が踏み込んだ対応を打ち出せるかは不透明だ。

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