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米、サウジ皇太子制裁見送りは「国益」「今後の行動注視」

1日、ワシントンの米国務省で記者会見するプライス報道官(ロイター)
1日、ワシントンの米国務省で記者会見するプライス報道官(ロイター)

 【ワシントン=住井亨介】米国務省のプライス報道官は1日の記者会見で、米情報機関の報告書がサウジアラビア人反体制記者、ジャマル・カショギ氏殺害を承認していたと結論づけたサウジのムハンマド皇太子に対する制裁について、「今後の行動を非常に注視している」と述べ、サウジの人権問題への取り組みなどを勘案していく考えを示した。

 報告書を受け米政府は元情報機関幹部らに制裁を発動したが、皇太子への制裁が見送られたことに批判が出ていた。

 プライス氏は「カショギ氏が残忍にも殺害されたことは、容認できない行動だ」と非難しつつ、「サウジとの関係は米国の国益にとって重要」と述べ、中東の大国サウジへの配慮をにじませた。

 一方、サキ大統領報道官は1日、ホワイトハウスで記者会見し、皇太子への制裁を見送ったことをめぐり、「米国大統領としてバイデン大統領の役割は国家の利益にしたがって行動することだ」と指摘。「バイデン大統領はこれが長期的な国益にとって正しい方法だと信じている」と述べて判断を正当化した。

 また、サキ氏は「われわれは疑義を提起する権利を留保する」とし、必要ならば将来的に制裁を科すこともあるとの認識を示した。

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