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アルメニア軍、内閣総辞職を要求 首相「クーデター」と非難

アルメニアのパシニャン首相(ロイター)
アルメニアのパシニャン首相(ロイター)

 イタル・タス通信によると、南カフカス地方の旧ソ連構成国、アルメニアの軍参謀本部は25日、パシニャン首相ら内閣の総辞職を求める声明を発表した。パシニャン氏は同日、「軍事クーデターの試みだ」と非難し、支持者らに首都エレバン中心部での集会開催を呼び掛けた。一方、軍への支持を表明した野党勢力も集会を呼び掛け、双方間で緊張が高まっている。

 声明はガスパリャン参謀総長ら軍高官の連名で出され、「国民にとって危機的な現状の中、首相と内閣は今後、適切な決定ができない」と主張。軍の動きの背景には、隣国アゼルバイジャンとの間で昨秋に起きた係争地ナゴルノカラバフ自治州をめぐる紛争に関し、政権を批判した軍高官が24日に解任されたことへの反発があるとみられている。

 パシニャン氏は声明を非難し、ガスパリャン氏らを解任すると表明。25日夕までに軍は実力行使に出ていない。ロシアは内政問題だとして介入を否定し、平和的解決を呼び掛けた。

 紛争に事実上敗北し、実効支配地域の多くをアゼルバイジャンに引き渡すことになったアルメニアの国内では、野党勢力などによる政権批判が強まっていた。(小野田雄一)

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