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米上院、トーマスグリーンフィールド国連大使の人事承認

リンダ・トーマスグリーンフィールド氏(AP)
リンダ・トーマスグリーンフィールド氏(AP)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米上院本会議は23日、バイデン大統領から国連大使に指名された黒人女性、リンダ・トーマスグリーンフィールド元国務次官補の人事を賛成78、反対20で承認した。女性の米国連大使は5代連続となる。24日に就任宣誓し、25日にグテレス国連事務総長に信任状を提出する。

 トーマスグリーンフィールド氏は南部ルイジアナ州出身。1982年に国務省に入り、リベリア大使などを経てオバマ元政権下の2013~17年にアフリカ担当の国務次官補を務めた。

 今後、国連および関連の国際機関で影響力を増大させる中国にどう対抗していくかが注目される。

 1月の指名承認公聴会では、同氏が19年10月、南部ジョージア州の大学に設立された中国語教育機関「孔子学院」で講演し、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」を称賛したほか、中国によるアフリカ進出を評価していたと報じられたことが問題視された。

 同氏は「中国の行動に対し甘い考えは全く抱いていない」と反論。また、「中国は様々な国連機関で権威主義的な計略の推進に取り組んでいる」と非難し、対抗策を積極的に講じていくと表明していた。

 上院外交委員会のリッシュ筆頭理事(共和党)は声明で、同氏について「大使に適格だ」とし、「中国に立ち向かうには、決然とした態度をとり、自由や民主主義、法の支配といった米国の理想を守ることが不可欠だ」と強調した。

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