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ミャンマー、女性死亡で追悼デモ相次ぐ 囚人釈放への不安も拡大

 【シンガポール=森浩】国軍がクーデターで実権を握ったミャンマーでは20日も大規模な抗議デモが行われた。デモ中に銃撃を受けた女子学生、ミャ・トゥエ・トゥエ・カインさん(20)が死亡したことを受け、デモ隊は写真を掲げて追悼し、国軍に怒りの声を上げた。

 女性は首都ネピドーで9日に頭を撃たれ、19日に死亡した。治安部隊に実弾で撃たれた疑いが強い。最大都市ヤンゴンでは路上に女性の写真が置かれ、デモ参加者が花を手向ける様子が見られた。第2の都市マンダレーでも学生が主導する追悼デモが行われた。

 拡大するデモに対して国軍は取り締まりを強化。19日には北部ミッチーナーで若者ら14人が拘束された。地元市民団体によると、19日までの拘束者は全国で546人に上っている。

 国内では国軍が12日に全国の刑務所から囚人2万3千人以上を恩赦で釈放したことが市民に不安を広げ、「国軍は囚人釈放で故意に治安を悪化させ、治安維持の名目で武力を行使するのではないか」との噂が流れている。ヤンゴンでは不審者の目撃情報が増えたといい、自警団が組織される地区も出ている。

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