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仏国防相「EUのインド太平洋戦略目指す」 攻撃原潜が南シナ海を航行

 【パリ=三井美奈】フランスのパルリ国防相は、19日付仏紙フィガロのインタビューで、フランスが来年、欧州連合(EU)の議長国として、EUによるインド太平洋戦略策定を目指すと表明した。仏軍の攻撃型原子力潜水艦が今月、南シナ海をパトロール航行したことを強調し、中国の海洋進出に警戒感を示した。

 フランスは来年前半、EU議長国に就任する予定で、パルリ氏は「インド太平洋をめぐる欧州戦略の策定は、議長国としての目標の一つ」だと述べた。南シナ海情勢について、中国の軍事拠点化で「主権をめぐる対立が起きており、地域紛争に発展する危険がある」と指摘。インドやオーストラリア、日本、シンガポールとの連携の重要性を訴えた。

 攻撃型原潜「エムロード」の南シナ海航行をめぐっては、「インド太平洋へのわが国の関与を示すもの。できるだけ詳細な現地情報を得られる」と述べ、フランスが航行の自由のため貢献する姿勢を示した。パルリ氏は先週、ツイッターで「エムロード」が海洋支援艦「セーヌ」とともに南シナ海でのパトロール任務を終えたと明かしていた。

 フランスは太平洋にニューカレドニアなど海外領を保有。2018年にインド太平洋戦略を策定し、昨年にはオランダやドイツが続いた。

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