PR

ニュース 国際

NATO国防相理事会 同盟強化へ改革議論着手 米欧の結束確認 

国防相理事会後に記者会見する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長=17日、ブリュッセル(AP=共同)
国防相理事会後に記者会見する北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長=17日、ブリュッセル(AP=共同)
その他の写真を見る(1/2枚)

 【ロンドン=板東和正】北大西洋条約機構(NATO)は17日にオンラインで開いた国防相理事会で、トランプ米前政権時代に揺らいだ米欧の結束を確認した上で、中国やロシアによる脅威への対処などのため、同盟強化に向けた改革の議論に着手した。

 NATOは昨年、ロシアだけでなく、中国を「巨大な脅威」と位置づけ、今後の課題をまとめた専門家による報告書「NATO2030」を公表。ストルテンベルグ事務総長はこれを受け、NATO強化に向けた提案を行った。

 提案は8分野あり、抑止・防衛力の強化や同盟内の政治的協議の拡大、中露など権威主義国家への対抗に向けた民主主義体制の有志国との協力強化など。同盟の戦略方針を定めた「戦略概念」の更新も含まれた。

 現行の戦略概念が策定されたのは2010年で、その後、中露が拡張的な動きをみせた。ストルテンベルグ氏は安全保障環境の変化も踏まえ、「米新政権が誕生した今、(同盟を)強化する唯一無二の好機だ」と強調。年内に開く首脳会議で戦略概念の更新プロセスを始めることを目指す。

 一方、初参加したオースティン米国防長官は17日、加盟国の国防費が7年連続で増えたことに感謝の意を示した。

 理事会は18日も開催。アフガニスタンに駐留する米軍完全撤退が4月末に迫る一方で現地の治安状況が悪化する中、米軍やNATO主導の国際部隊の今後の扱いも重要議題となった。

あなたへのおすすめ

PR

PR

PR

PR

ランキング

ブランドコンテンツ