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発症、重症が9割以上減 ワクチン接種先行のイスラエル調査

ファイザー社ワクチン。トレーに収められたサンプルバイアル=(ファイザー提供)
ファイザー社ワクチン。トレーに収められたサンプルバイアル=(ファイザー提供)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルの保健機構は15日までに、米製薬大手ファイザーなどが開発した新型コロナウイルスのワクチンには、発症を94%減らす効果があったとの調査結果を発表した。重症化するケースも92%減ったとしている。ロイター通信などが伝えた。世界最速のペースでワクチン接種を進めているイスラエルは、重症者や入院者が減少傾向になったとして、近く感染防止の各種規制を緩和する方針だ。

 発表したのは、イスラエル国民の半数以上が加入している保健機構クラリット。ワクチンはファイザーと独バイオ企業ビオンテックが開発した2回接種のもので、調査は2回接種した60万人と未接種の同数について実施した。

 クラリットの幹部は「ワクチンには非常に効果がある」と述べ、2回目の接種後、2週間以上たっても効力が残っているとの見方を示した。人口約900万人のイスラエルでは昨年12月から接種を開始。4割以上が1回目の接種を受け、2回とも受けた人は25%を超えた。

 同国保健省は、接種を受けた人たちにホテルやスポーツジムなどの利用を許可する「グリーンパス」の適用を23日にも始める方針を示している。アプリを通じて保健省のデータにアクセスすると、個々の人たちの接種の状況が表示されるシステムだという。ギリシャとの間では、グリーンパスの所有者が同国を旅行する際、各種制限を緩和する取り決めを結んだ。

 イスラエルはロックダウン(都市封鎖)を実施中で、来月9日をめどにレストランやカフェの営業を許可することも検討している。

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