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中国、米の対ミャンマー制裁検討を牽制 外交トップ会談でもクギ

楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員
楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員

 【北京=三塚聖平】中国は、クーデターを起こしたミャンマー国軍への制裁を検討するバイデン米政権を牽制(けんせい)している。米国の介入によりミャンマーへの影響力を失う事態を警戒しているためだ。今後の状況次第で、ミャンマーが米中対立の新たな舞台になる可能性がある。

 中国外交担当トップの楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)(よう・けつち)共産党政治局員は6日、ブリンケン米国務長官との電話会談で、ミャンマー情勢について「国際社会は問題の適切な解決のため、良好な外部環境を作り出すべきだ」と述べた。ブリンケン氏の就任後、両者による会談は初めてだったが、対ミャンマー制裁の復活を検討するなど国軍に厳しい姿勢で臨むバイデン政権にクギを刺した形だ。

 中国にとって隣国のミャンマーはインド洋への玄関口を確保するといった地政学上の要衝であり、同国への影響力を保つことは戦略的な利益に直結する。その上で「新たな不確定要素を増やしかねない」(中国紙)と強く警戒するのが米国による制裁の動きだ。

 中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報(電子版)は「米国が介入する取っ掛かりになるかもしれない」とし、制裁のほか軍事的な圧力をかける可能性もあるという専門家の見方を紹介した。

 2000年代に旧ソ連諸国で相次いだ政権交代への動きなどを参考に、米国がミャンマーの民主化を本格的に支援するのではないかと警戒、中国は神経をとがらせている。

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